いざ、DOGSUPやってみたい!
と、思ってもそもそも何を準備したらよいのか?
人も愛犬も安全に楽しむためには何が必要?
そんな不安を少しでも解消できればと思い、今回普段私が使用している道具(人・愛犬ともに)をふくめて準備物をご紹介します。
今回はSUP用ボードと付属品について説明していきます。
●ボード
SUPをやる上でやはり必要になるものがボードです。
ここが始める前に一番悩むところですよね。
SUPのボードは大きく種類分けすると「ハードボード」と「インフレータブルボード」の2つがあります。
そこからさらに細かく種類分けすると、レース向けや、釣りを目的としたものなど細分化されてきていますが、まずは上記の2つの種類を知っていただければと思います。
まずはDOGSUPでクルージングをすることを想定として2つのメリットやデメリットをお伝えします。
①ハードボード
みなさんがサーフィンなどのボードと聞いたらイメージされやすい1枚板状のものです。
メリット
・SUPに慣れてくると操作性・舵取りがしやすい
クルージング時はただ流れに任せるだけではなく、曲がったり、Uターンしたり、障害物を避けたりなんかの操作性が求められるシーンがあります。
その際に急旋回などがしやすいです。
・耐久性の高さ、修復のしやすさ
修理ショップや修理キットも多く、プロでもご自身でも修理することが可能。
また、メンテナンス次第で長く使うことが可能。
・すぐに出艇できる
水辺まで運べばすぐに出艇することができる。すぐに出艇できれば、愛犬を待たせる時間も少なくてすみます。
デメリット
・保管場所
SUPのボードは短いものでも3m程度は長さがあります。
そのため、自宅での室内保管もスペースが必要になります。
・携行性の低さ
水辺のすぐ近くで保管などしていれば問題ありませんが、遠方や少し距離がある場合は移動手段を考える必要があります。
②インフレータブルボード
空気を入れ、ボードをふくらませて使用するものです。
メリット
・携行性の高さと保管場所
空気を抜き折りたたむことで、付属のバッグに収納し背負って運ぶことが可能です。
重さは10kg程度ありますが、持ち運びがしやすいです。
また、付属のバッグに収納したまま自宅で保管もでき、スペースもあまり必要ありません。
・浮力の高さと素材の柔らかさ
10〜15気圧程度の空気を入れるために、浮力も高いです。
それが安定感につながっています。
また、ふくらませたり折りたためる素材のため、人や犬にぶつかったとしても多少のクッション性がありケガなどのリスクを下げることができます。
・標準パーツ
インフレータブルボードの場合、ボード前方にゴム製のバンドがあり荷物を固定できたり、ボード中央には持ち運びしやすいようにハンドルがあり、ボードは全体的にパッドで覆われ滑りどめ効果が高いです。
DOGSUPは荷物多くなりやすいため多少でも固定できる場所があるのは便利です。
また、中央のハンドルには犬用リードを固定できます。ボード全体にパッドがあれば犬の爪痕が付きにくいなどメリットが多いです。
デメリット
・準備に時間がかかる
付属バッグから取り出し空気を入れる必要があり、出艇までに時間がかかります。
その間、愛犬をどこでどう待たせるかなどを考える必要があります。
片付ける際も同様です。
・故障や修理に関して
使用しないときはボードを折りたたんで収納するため折り目などから壊れやすくなったり、ボードに穴が空いたりなど、破損するリスクが多少高いところ。
近年は修理業者や修理キットなども増加傾向にはありますが、それでも大きすぎる穴をふさぐことは難しいです。
●パドル
パドルもSUPをやる上では欠かせない道具です。
パドルに関しては、基本的に素材の違いと分解できる形状かそうでないかの違いです。
もちろんパドルに関してもレース用や初心者用など用途によって若干形状が異なってはきます。
・「金属」か「カーボン」か。
金属製のパドルの方が価格が安く、2や3分割して持ち運びや収納しやすいものが多くあります。
持ち運びなどしやすいですが、金属のため重みがあり、水に落とせば沈んでしまいます。
また、硬さもあるので万が一愛犬に当ててしまった場合のケガのリスクも高まります。
カーボン製のパドルの場合、非常に軽くて扱いやすく水にも沈みにくいです。
ただ、価格は金属製に比べ高く、分割できないタイプが多いです。
●リーシュコード
ボードと人をつなぐためのものです。
落水した時などボードとつながっていれば沈むリスクを軽減できるので必ず使用しましょう。
リーシュは基本利き足の足首に装着しますが、愛犬が板の周りを動き回ったりするのであれば膝下やふくらはぎなどに装着することで、ボード上で動きやすくしてあげることも可能です。
以上がSUPのボード周辺で必要な道具です。
次回は人や愛犬が身につけるものを紹介していきます。
DogSUPをする上で人がSUPの知識・技術をもっていることは安全に楽しむ上で大切です。
私が逗子でSUP活動しておりますPono Outdoor Sport Laboでは、SUPの未経験の方から、より知識深めたい方向けにスクールもしております。
DogSUP体験会も9月よりスタートをしております。
ぜひホームページ、インスタグラムをご確認ください。
準備物編②の記事はこちら!
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