長野県原村で薪ストーブ体験 / by Kazuoli 様

4月16日 アトリエDEFさんのモデルハウス循環の家で薪ストーブ体験をしました。

 

夜の最低気温は0度。薪ストーブ体験にふさわしい寒さになりました。

 

アトリエDEFの暮らしアドバイザー小倉さま

循環の家に宿泊するにあたり、薪ストーブ・薪ボイラーの使い方を小倉様から教えていただきました。

 

手順は、

①マッチで新聞に火をつける。

②その火から竹を燃焼させる。

③その炎から薪に火をつける。

 

はじめての体験でしたが、乾燥した竹や薪のおかげで薪から炎が出ました。

 

また、薪の燃焼時間を空気調整レバーでコントロールする方法や燃えている薪の量から次の薪を追加する時間を教えていただきました。

 

写真の薪の量でストーブの温度は200度,2時間は持ちます。

 

体験宿泊では、この時間を利用して、薪ボイラーでお湯(お風呂とシャワー用)を沸かします。

 

ボイラーは屋外にあります。

 

竹林整備で切り取った竹を乾燥させ、それを燃料にします。

 

火が付くまでは煙突から煙が出ますが完全燃焼すると煙は出なくなります。

竹は短時間で燃焼し,薪はゆっくりと燃えます。

 

ボイラー燃料には、竹が最適です。

 

しかも竹林整備の竹なので光熱費0です。

 

写真の竹の量で40分燃焼し,お湯の温度は20度上昇します。

 

60度まで上げるので、この作業を2回行います。

 

お湯が沸くころ、ストーブに薪を追加します。

 

ここまで2時間、小倉さまは辛抱強く見守ってくれました。

 

17時、小倉さまも含めDEFのスタッフも帰宅。

 

私と妻とオリバーだけになりました。標高1100m,気温0度の夜を迎えます。

 

あたりは真っ暗で薪が燃える音が聞こえます。

油断しました。

お風呂にお湯をためながら夕食の準備とオリバーの散歩をしました。

 

お風呂の栓の閉まりが不十分でお風呂の湯量が少なく、ボイラーの湯残量もゼロ。

 

さらにボイラーの火種も消えていました。

 

困りました。

 

寒さが身にしみるなか、屋外でボイラーに火をつけます。

 

振り返るとオリバーがのぞき込んでいました。

 

オリバーが見守るなか無事お湯を作ることができました。

 

朝まで薪ストーブ

夜でも薪ストーブによる空気の対流で暖かく快適です。

 

朝まで熟睡できるよう、多めに薪を追加し、空気の量を絞ります。

 

2時間ぐらいすると目が覚め、ストーブをのぞくと薪が静かに燃えていました。

 

念のため薪を追加します。オリバーも付き合ってくれます。

 

朝の薪ストーブ

5時起床。

 

ストーブには薪が残っていました。

 

部屋も寒くありません。

 

薪を追加して、ボイラーで朝のお湯をつくります。

 

オリバーも一緒です。

 

その間、薪ストーブのある土間でオリバーと遊びます。

朝食後、オリバーと周囲を散策しました。オリバーの視線の先には入笠山が見えます。

 

春が始まった原村でオリバーは、走りまわります。

 

自然にやさしい生活には、いろいろな経験値が必要です。

 

工夫も大切です。

 

原村のアトリエDEFでは、暮らしアドバイザーの小倉様からそれらを学ぶことができます。

 

原村には、犬と一緒に入れるお店があり東京に2時間で行けるのも魅力です。

 

原村でオリバーと暮らせたらと思いました。

 

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