まる子の散歩で、週に1回は訪れる『新宿中央公園』を紹介いたします。
『新宿中央公園』は、新宿区内で最も広い敷地面積を持つ公園です。周囲に東京都庁をはじめ、ホテルやオフィスビルなど高層ビルが立ち並んでいますが、公園に一歩足を踏み入れると、緑豊かな別空間が広がっています。
高層ビルが立ち並ぶ中にある公園にあり、公園のどこからも東京都の庁舎「都庁」を見ることが出来る、とても不思議な空間です。
北側エリアは芝生ゾーン
公園の北側には、きれいに整備された芝生が広がっています。芝生の西側の一角は、ワンコも一緒に入れるエリアとなっています。ヨガマットの貸し出しもあり、ワンコと一緒に芝生にゴロゴロすることができます。飲食もOK。ワンコが入っていい場所と、入ってはいけない場所がしっかり決められています。
中央エリアは、滝あり、富士見台の六角堂あり
公園の中央エリアには、「新宿ナイアガラの滝」、「新宿白糸の滝」と名がつけられている2つの人口滝があり、カメがたくさん日向ぼっこしている姿を見ることが出来ます。
また、富士見台という小高い丘を中心に木々が茂り、鳥のさえずりが聞こえ、ここが都心であることを忘れてしまいそうな空間が広がっています。
富士見台には、六角堂と呼ばれる休憩所があります。これはかつて淀川浄水場の中にあった西洋東屋で、明治後期~昭和初期に建てられたものだそうです。淀川浄水場は、都市計画によって高層ビル群や公園に姿を変えましたが、六角堂はかつての淀川浄水場の遺構を示す現存する唯一の建物であり、新宿区の地域文化財として残されています。
秋には、一面の紅葉が広がり、とても美しい景色を見ることができるポイントです。
木々の下には、四季折々の花が咲きます。
12月の末からスイセンが咲き始め、2月の末から黄色いラッパスイセン、クロッカス、パンジーが、そして、3月に入ってからは、良い香がするジンチョウゲが咲いています。もう少しすると、チューリップやムスカリの花も咲きます。
5月にはバラが、6月には「アジサイロード」というアジサイに囲まれた小道にさまざまなアジサイが咲き、秋になると曼殊沙華の花が一面に広がります。
南エリアは、ちびっこ広場や多目的運動広場あり
公園の南東部にある多目的運動広場の入口に植えられている河津桜が調度見ごろを迎えています。見慣れている都庁も、河津桜ごしに見ると、オツに感じます。
公園内はどこを歩いていても、大小さまざまなワンコ連れに出会います。北東部にあるカフェには屋外にテラス席が並んでおり、利用客の7割近くがワンコ連れです。公園にドックランがないことがとても残念なのですが、都会の喧騒を離れて、ワンコと一緒に、ゆっくり、のんびりとした時間を過ごすことができる憩いの場です。
公園情報
所在地:東京都新宿区西新宿2-11
アクセス:
JR・小田急線・京王線 新宿駅から徒歩約10分
東京メトロ丸の内線 西新宿駅から徒歩約5分
都営大江戸線 都庁前駅から徒歩1分
詳細は「新宿中央公園公式ホームページ」をご覧ください。
Instagram:@maruko_and_tamae
※記事作成日:2024年3月22日