高齢者とわんこ by クッタルママ様

高齢者とわんこ

 

こんにちは。大阪のトイプードル大家族のクッタルママです。
最近は、寒さをしのぐために、ブラックフライデーで購入した光電子のロンパースを着せています。

皆様のこ家族の寒さ対策は万全でしょうか?

 

さて、今回は我が家の事情も含め、「高齢者とわんこ」をテーマに書きたいと思います。

個人情報開示になるかもです(笑)が、我が家は2年前から父母と同居です。

大人4人、わんこが5頭で暮らしています。すなわち、シニア率が高いです。

 

最初は、「私達夫婦が仕事や用事で出ている間、わんこの面倒を見てもらったり、わんこ達も寂しくないし、おトイレの掃除もしてもらえて、助かるかな?」と、期待していました。

 

しかし、認知を患っている母は、どうしてもおやつを食べさせ過ぎたり、人間の食べ物をあげてしまったり、玄関の開放時にわんこを飛び出させてしまったり··
色々と心配事が増えるだけでした。

 

その対策として、色々と考え実践もしております。
また、最近はその母の監視を父がしなくてはならなくなり、わんことの同居を楽しみにしていた父も、お疲れ気味です。

 

 

多頭飼育について

引っ越し前は、私達はマンションだったので、3頭(クッキー、タルト、マカロン)と暮らしていました。

 

引っ越して戸建てになり、大人の人数が増えたので、4頭目、5頭目(クロカンブッシュ、フロランタン)を、ブリーダーさんからの預かりで(将来の里親です)迎えました。

 

1人で世話を出来る頭数にも、限度が有りますよね。
外出時は、1人で2頭(頑張って3頭)位ですよね。

 

多くなればなるほど、気づかずにマナー違反をしていることもありえます。

 

予防医療費や食費、トリミング代、衣料費(暑さ寒さをしのぐ最低限にしたとしても)等基本的な費用も5頭分となると、結構大変です(>_<)
自治体からの子育て応援の助成金が欲しいくらいです(笑)

 

我が家の様に、ハイシニア、シニア犬になると、通院頻度が増え、医療費が高額になります。

ますます大変ですが、彼らと暮らすためには、責任を持てる飼い主になれるよう、がんばります!

 

 

保護犬と高齢者

さて、この10年ほどは、保護犬活動も盛んになり、飼い主さんの意識も変化しており、「ペットショップよりは保護犬」と言われるようになりましたね。

 

多くの団体さんでは、里親規定に

 

  • ●一人暮らしではない
  • ●初めてのペットではない
  • ●可能ならば先住犬がいる
  • ●60歳以下である

 

といったものがありますね。

 

健康で、元気な高齢者で、飼育経験があっても60歳を越えていたら迎えられない場合が多いのです。「自分には自信がある。なぜ迎えさせてくれないのか。」と、思う方もいらっしゃると思います。

私も、最近の60歳はまだまだ若いけどなぁと、思っていました。

 

しかし、いざ両親の様子を間近で見ていると、75歳と80歳は全く違います。
60歳で迎えたわんこが長生きしてくれたならば、75~80歳にわんこの看取りをするわけですよね。

 

両親を見ている限りでは、散歩に連れていくことも、病気や怪我を見つけることも、投薬することも出来ません。

 

可能なのは、トイレの世話とおやつをあげることくらいです。

 

昭和のレトロな飼育経験と注意力が無くなってくることと、新しい情報を入手できないこと等、総合的に判断すれば、高齢者だけでわんこを迎えるのは、やめておくべきですね。

しみじみと納得している今日この頃です。

 

 

終わりに

世界中の、私達を癒してくれるわんこ達が、それぞれの家庭で、幸せに天寿を全うでき、人間の身勝手で不遇な目にあわないことを願っています。

今回も最後までお読みくださり、ありがとうございました。