こんにちは。大阪のトイプードル大家族のクッタルママです。
年が明け、既に2月に入りましたが、2024年1回目のブログとなります。
皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今回は、お出掛けなど、楽しい内容で書きたかったのですが、年末から16歳を過ぎたハイシニア犬クッキー中心の生活になってしまい、また、病気のお話です。
ペットを家族に迎えたならば、いつかは通る道ですが、お別れの時がやって来ます。
色々な病気を知ることで、我が子の様子を観察して、病気を発見することも可能です。ご興味がある方は、ご一読下さい。
15歳前後から色々な病気が増えてきたよ
2023年6月、16歳目前に「前庭障害」を患って、1キロ程痩せ、真っ直ぐ、しっかり歩くことが難しくなりましたが、なんとか復活しました。
しかし、今回は誰もが恐れているであろう「膵炎」と「胆嚢胆管肝炎」の疑いでした。
昨年クリスマスイブに、クリスマスケーキ(犬用)を食べた後に、嘔吐しました。
その後も嘔吐、下痢が止まらず、食べることもできなくなりました。
嘔吐下痢を止める薬を飲ませ、皮下点滴で水分補給をしましたが、血液検査では、肝臓、胆嚢、膵臓などの炎症反応に関する項目がたくさんハイレベル値となりました。
クッキーにとっては、ほぼ初の事です。
「とにかく、嘔吐はさせないで!」と獣医師からは言われました。
嘔吐は、想像以上の体力を奪うそうです。
嘔吐をさせないでおこうとすると、一回の食事量を減らし、回数を増やし、ドキドキしながら様子を見ていました。
クリスマスから大晦日まで通院が3回、年明けに3回通いました。毎回、血液検査です。
腹部エコーでは、以前からの胆嚢の腫れはあまり変わらずでしたが、血液検査の数値から見ると、「胆嚢胆管肝炎、膵炎」と沢山の病名がつきました。
治療の選択
細かな診断をするには、MRIを受けなければなりません。
MRIを受けるには、全身麻酔が必要です。
15歳を越えたときには、もう全身麻酔は諦めよう(しないでおこう)と夫婦で決めていました。
ドクターも、「MRIで調べても、あと10年も寿命が延ばせる訳でもないので、対処療法で、食べたいもの、行きたいところに行ける数年を選ぶ方が良いと思います」と、私達夫婦と同じ考えで、治療の提案をして下さっています。
年末からの1週間はステロイドも服用しました。
その後2週間は消炎剤、嘔吐静止剤のみ。
1月半ばからは、犬の小学校、フィットネスの再開に加え、温灸マッサージ、自宅でのストレッチを始めました。
祈る気持ちで受診
そして、2月11日、いよいよ最終チェックである血液検査とエコー検査でした。
この2週間の、食欲、運動量、体重増加を見ると、治っているのではないかと期待は持っていました。
が、やはりドキドキで待つ時間が長く感じました。
血液検査では、全ての項目で落ち着いてきており、「薬無しでこの調子ならば、安心だ」とのことで、エコー検査では、「胆泥が見当たらず、胆嚢が小さくなってます」と!
何て事でしょう!数年間大事に溜めていた胆泥を、破裂寸前(胆嚢摘出の手術を勧めてくれた獣医師もいました)で、大放出したようです!
食事管理は大事です
クッキーの現在の食事は、ドライフード(脂質7%)、半生フード(脂質4%)、白ご飯、鳥軟骨と野菜のスープ(鳥軟骨、ブロッコリー、もやし、キャベツ、ニンジン、大根、すりゴマ、あおさのり、オリーブオイル)です。
若い時は、イモ類、カボチャなどを、入れていましたが、肝臓に負担がかかると聞き、10歳位から止めました。
そのご飯に、関節などのサプリを入れて食べています。
目指せ二十歳
わんこが若い頃の、嘔吐はあまり気にしないのですが、普段食に貪欲なシニア犬の嘔吐は気にしてあげて下さいね。
まだまだ、気は緩めず、食事、運動管理をしっかりして、20歳のスーパーじいちゃんを目指します!
今回も、最後までお読みくださりありがとうございました。
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